読書 原武史『象徴天皇制の実像 「昭和天皇拝拝謁記」を読む』(岩波新書、960円+税)

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2021年から23年にかけて岩波書店から刊行された『昭和天皇拝謁記--初代宮内庁長官田島道治の記録』(全7巻)を通して昭和天皇の実像を明らかにしようとしたもの。
「昭和」とは何だったのか? 自分なりに考えてみたいと思っている。
本来なら『拝謁記』そのものを読むべきなのだろうが、全7巻もあってそれぞれの巻が3300円もするので手が出ない(現役時代なら買っていただろうが)。それに残りの少ない人生をこれを読むことに費やせないので、このような本が出るのはありがたい。
これだけでも昭和天皇の人となりが良くわかる。
天皇自身の天皇観、政治観、戦争観などが分析されていてなかなか興味深い。ただし、昭和天皇賛美の書でもないし、天皇の批判書でもない。
くしくも本日の朝日朝刊<明日へのLessonn>というコーナーのタイトルは《北一輝『日本改造法案大綱』(1923)』》の1週目(全4週)。二二六事件の理論的指導者とされた北一輝の著を通して、この当時の天皇がどのような存在であったかを解き明かそうとするもの。
11月6日(水) 夜、ピアノの師匠のライブに出かける。 ライブの前に味のれんで1杯飲んではらごしらえ。 ライブでもジントニックと水割り ライブ後に順で1杯 ライブも良かったし、お酒も寿司もおいしかったのだが、会場に携帯を忘れてしまった。携帯探索で会場にあることははっきりしたので、マスターに連絡。今晩取りに行く。 実は、電話などなくともすこしも困らない。そもそもほとんで電話を使わない。電話がなくとも連絡手段はいくらでもある。私はLINEはパソコンからでもアクセスできる。

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